食道・胃の病気|大阪鶴橋駅の肛門外科・消化器内科|鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック

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食道・胃の病気

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逆流性食道炎

強い酸性の胃液(胃酸)が胃の内容物とともに食道に逆流することにより、食道が傷つき、炎症を起こすことで発症し、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じます。もともと日本人には少ない病気といわれていましたが、近年、日本でも増加傾向にある疾患です。

食道がん

食道がんは、食道の内側にある粘膜の細胞ががん化することで発生する悪性腫瘍です。早期にはほとんど症状が現れないため、発見が遅れることが多く、進行してから見つかるケースも少なくありません。一方で、近年では定期的な内視鏡検査の普及や人々の健康意識の向上により、早期発見・早期治療のチャンスも広がってきています。

急性胃炎・慢性胃炎

急性胃炎とは、胃の内側を覆っている粘膜に急激に炎症が起こる病気です。突然の胃の痛みや不快感、吐き気などの症状を引き起こし、多くの場合は一過性で回復しますが、原因や重症度によっては注意が必要なこともあります。 近年では、内視鏡検査の普及により、胃粘膜の状態を詳細に観察することが可能となり、急性胃炎の診断精度も向上しています。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、消化のために分泌される胃酸やペプシンといった消化酵素が、胃や十二指腸の粘膜を深く傷つけることで起こる病気です。 健康な胃や十二指腸では、粘液や血流といった「防御因子」によって、これらの消化液から粘膜が保護されています。しかし何らかの理由でこのバランスが崩れ、「攻撃因子」が強くなったり、「防御因子」が弱まったりすると、潰瘍が発生します。 胃潰瘍は胃の粘膜がえぐられた状態、十二指腸潰瘍は胃の出口に続く小腸の最初の部分である十二指腸の粘膜がただれた状態です。いずれも重症化すると出血や穿孔(穴が開くこと)を起こすこともあるため、早期の発見と適切な治療が重要です。

ピロリ菌感染

ピロリ菌は正式名称を「ヘリコバクターピロリ」といいます。大きさ4/1000ミリ程度のらせん状の細菌で、鞭毛(べんもう)と呼ばれる糸状の突起があり、経口感染によって胃の粘膜に棲みつくと考えられています。胃には強い酸(胃酸)があるため、通常、細菌は生息できませんが、ピロリ菌はウレアーゼという酵素を分泌し、周囲にアルカリ性のアンモニアを作り出すことで胃酸を中和しながら生存しています。胃酸の分泌が弱い5歳以下の幼児期に感染する可能性が高く、ピロリ菌を持っている親や家族から食べ物の口移し、食器の共有などによって感染することが多いとされています。また、ピロリ菌は胃の粘膜のほか、土や水にも生息しており、上下水道が十分整備されていなかった時代に幼少期を過ごされた方に感染率が高い傾向があります。日本人の世代別感染率は、10~20代では10%前後と低いものの、50代の人では40%程度、さらに60~70歳では60%程度と一気に跳ね上がることがわかっています。

機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシア(FD)とは内視鏡検査などで調べても、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんといった器質的な異常がないにもかかわらず、胃痛(みぞおちの痛み)や胃もたれ、胃の膨満感などの症状が慢性的に起こる病気です。消化器内科の領域において最も頻度が高い疾患で、慢性的に辛い症状が続き生活の質(QOL)が著しく低下します。 適切な治療によって症状が改善すれば、QOLの回復も期待できますので、症状の強い方は、我慢せずにお早めの受診をおすすめします。

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